MEDICAL 肛門痛・お尻の痛み

お尻が痛い時はお早めに当院までご相談ください

おしりが急に痛くなったことはありませんか?
通常、ケガをすることがあまりないお尻が痛いということは、何かしら異常が起きていると考えられますので、放置せずお早めに当院までご相談ください。
日常生活の忙しさや痔の診察を受けるのが「恥ずかしい」という気持ちから、なかなか受診に踏み切れない方もいるかもしれません。当クリニックでは消化器内科も標榜しており、肛門科の受診と分からないようにしています。また、看護師立ち会いの元、個室で診察をおこなっております。診察の体勢や声かけなどに十分配慮し、なるべく恥ずかしくないようにプライバシーを確保し、安心して診察を受けていただけるよう工夫しています
入院治療が必要な時は、院長が診療・指導を行っている川崎市立川崎病院での治療を含めて連携医療機関へのご紹介もいたします。

考えられる疾患・原因

腫れのない痛みの場合に考えられる病気や原因

見た目は腫れていないくてもトイレの前後(排便時・排便後)や、肛門に力を入れた時に痛んだり、長く座っていると重苦しい痛みを感じるという場合があります。

裂肛(きれ痔)

裂肛(きれ痔)は出血を伴う場合も伴わない場合もあります。排便時だけでなく排便後もしばらく痛みが続くという特徴があります。

肛門周囲膿瘍

肛門周囲膿瘍(痔瘻が原因で起きることが多い)の初期や深い場合では腫れがあまり目立たないで、症状が痛みのみの場合があります。

腫れて痛い場合に考えられる病気や原因

血栓性外痔核

強い痛みがある場合もあれば、痛みがない場合もあります。また肛門の外側に膨らみがあるのがわかります。
排便中でなくても痛みがあり、治療を行わないかぎり、痛みが続きます。

内痔核嵌頓

内痔核嵌頓(ないじかくかんとん)は大きく、腫れたいぼ痔が肛門の外に飛び出してきて戻らなくなった状態です。迅速に処置を行わないと腫れがひどくなり、痛みが強くなってきます。

肛門周囲膿瘍

おしりの皮膚の下に膿が溜まった状態です。進行すると腫れを伴い痛みが増強してきます。痛くて座れないほどや痛くて眠れないほどの痛みを感じることもあります。

おしりにできた粉瘤

おしりにできた粉瘤(皮膚の分泌物がたまったしこり・できもの)の感染などでも肛門に痛みが起こります。

膿皮症

おしりの皮膚の感染症です。皮膚の下に膿が溜まることがあります。

肛門痛・お尻の痛みの対処法

痛みだけでなく、肛門からいぼが脱出もしくは肛門外側に腫れがある

肛門より外側にあるいぼ痔のことを外痔核といいます。しこりとして触れる場合、血栓(血豆)が形成されている血栓性外痔核の可能性があります。軟膏を使用して、おしり周りの血行を促すことで、症状はやわらぐことが多いです。長時間座っていたり、腰やおしり周りを冷やしたりすると、肛門が充血して悪化することがあります。お風呂でからだを温め、血液の流れを良くしましょう。シャワーより、半身浴などしっかりとお湯に浸かることが大切です。
痛みが激しくて入浴できない場合は、蒸しタオルをあてるか、下着の上からカイロをあてるなどしてください。

排便時に裂けるような痛みがある

排便時に裂けるような痛みを感じたときは、切れ痔の可能性があります。おしり周りの血行をよくすると症状がやわらぎます。お風呂でからだを温めるなどがお勧めです。痛みで入浴できない方も、蒸しタオルを患部にあてるか、下着の上などからカイロをあてるなどして温めましょう。また、日々の排便コントロールも大切です(便秘下痢)。歯磨き粉くらいの便を目指しましょう。

肛門の周りに熱をもち、腫れあがっていてズキズキ痛む

肛門の周囲が熱を持ったり、腫れ上がるのは、痔ろう肛門周囲膿瘍の可能性があります。この場合は患部が化膿しているので、温めるのではなく冷やすようにしましょう。入浴も湯舟にはつからず、シャワーなどで済ませてください。
自然には治らないことがほとんどですので、放置せず、症状が悪化しないうちに早めにご相談ください。

 

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