BLOG ブログ

突然の激しい嘔吐と下痢…それ「ノロウイルス」かも?医師が教える正しい対処法と感染対策

「さっきまで元気だったのに、急に吐き気が…」「水のような下痢が止まらない」

冬の時期や、牡蠣(かき)などの海産物を食べた後に起こりやすいのが、ノロウイルスをはじめとする感染性胃腸炎です。非常に感染力が強く、家庭内や職場で一気に広まってしまう恐れがあります。

今回は、当院のYouTubeチャンネル「カワナイ」で肛門外科・消化器の専門医が解説している「ノロウイルスの症状・絶対にやってはいけないこと・家庭での消毒法」について詳しくご紹介します。

まずは、こちらの解説動画(約5分)をご覧ください!

1. ノロウイルスの特徴的な症状とは?「マーライオン」のような嘔吐に注意

感染性胃腸炎の主な症状は、吐き気や水のような下痢が急激に(1日に3回以上など)起こることです。発熱を伴うこともありますが、37度台の微熱にとどまり、熱を感じない人も多くいます。

特にノロウイルスの見分け方として特徴的なのが「激しい嘔吐」です。普通の嘔吐がお腹に力を入れて「ウッ」と出すのに対し、ノロウイルスの場合は、まるでマーライオンのように勢いよく「バーッ」と吐いてしまうのが特徴です。一般的な胃腸炎でこれほど激しい嘔吐を伴うものは少ないため、この症状が出たらノロウイルスの可能性が高いと考えられます。

2. 【要注意】下痢止めは飲まないで!正しい治し方

ノロウイルスを撃退する「特効薬(抗ウイルス薬)」はありません。

辛い下痢が続くと市販の「下痢止め」を飲みたくなりますが、絶対に下痢止めは飲まないでください。

下痢や嘔吐は、体が「体内のウイルスを外に追い出そう」としている自己防衛反応です。下痢止めで無理に止めてしまうと、ウイルスが腸内に留まり、かえって回復が遅れてしまいます。薬を使う場合は、腸内環境を整える「整腸剤」を使用し、自然に治るのを待つのが基本です。

3. 食事と水分補給のタイミング:最初は「絶食」が基本

ウイルスを出そうとしている最中に胃や腸に食べ物が入ると、さらに嘔吐や下痢を誘発してしまいます。そのため、まずは胃と腸を安静にする(食事を控える)ことが絶対条件です。

「水分をとらないと脱水になるのでは?」と心配になりますが、症状のピーク時(激しく吐いている時)に水をガブ飲みしても、そのまま吐き出してしまうだけです。最初のピークが過ぎてから、少しずつ(スプーン1杯程度から)水分をとるようにしてください。糖分を補給したい場合は、飴やガムを舐めるのも一つの方法です。

4. アルコール消毒は効かない!?家庭内感染を防ぐ正しい消毒法

家族が感染した場合、最も恐ろしいのが「家庭内での二次感染」です。ここで重要なのが、ノロウイルスには一般的なアルコール消毒が効かないということです。

  • 手洗い:擦式アルコールではなく、石鹸と流水でしっかりと洗い流す(物理的にウイルスを落とす)ことが必須です。
  • トイレや吐しゃ物の消毒:次亜塩素酸ナトリウム(家庭用の塩素系漂白剤などを薄めたもの)を使用してください。
  • 衣類・シーツの処理:嘔吐物が付いてしまった洋服などは、次亜塩素酸の消毒液に浸け置きしてから洗濯する必要があります。

5. 仕事は休むべき?受診の目安と点滴治療について

症状のピーク時はパフォーマンスが落ちるだけでなく、周囲に感染を広げてしまう(職場全員が感染してしまう)リスクが非常に高いため、はっきりと症状を伝えて仕事を休むことが会社のためにもなります。

基本は「安静と水分補給」ですが、若い人と違い、高齢者や小さなお子様の場合は、脱水症状から一気に体力を奪われ、重症化するリスクがあります。

「水分が全く摂れず、ぐったりしている」「自力での回復が難しそう」と感じたら、我慢せずに医療機関を受診してください。

また、確定診断のための検査を行うことで、周囲への感染対策をより確実に行うことができます。急な胃腸炎でお困りの際は、川崎駅徒歩4分の当院へご相談ください。

 

 

 

医療知識の情報提供や受診敷居を下げる一環としてYoutubeも絶賛行っておりますので、是非、チャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします!

www.youtube.com/@kawanaicl

【川崎駅前大腸と胃の消化器内視鏡・肛門外科クリニックへのご予約はこちらから】 https://www.kawasaki-naishikyo.com/reserve/

【アクセス情報はこちら】 https://www.kawasaki-naishikyo.com/access/

川崎駅からすぐのため、現在、蒲田、武蔵小杉、幸区、中原区、川崎区、横浜方面からも多数患者様がいらっしゃっております。

診察を御希望の方は是非ご検討ください。

セカンドオピニオンも受け付けておりますので、今行っている治療でなかなか良くならない場合はお気軽にご相談ください。

よくあるお問い合わせ内容はこちらになります。
お電話が大変混み合っておりますので、一度こちらをご確認いただけますと幸いです。

外来診察の予約、キャンセル

予約サイトから可能です。
(内視鏡検査の変更やキャンセルはお電話でご連絡頂けますようお願いします。)
予約サイトはこちら >

診療時間について

アクセスについて

下記のボタンよりGoogleマップ、駅からの道順をご確認いただけます。
アクセスはこちら >

予約なしでの診察を希望の方

午前は10:45まで、午後は17:15までにお越しください。
※予約優先性のため待ち時間が発生します。

お支払い方法

現金・クレジットカードでのお支払いのみ対応しています。
(JCB・AMERICANEXPRESS・MasterCard・VISA他)

上記以外に関するため、電話をかける >

 

ご予約はこちらから

tel. 044-280-8600

TEL WEB予約 LINE予約 求人情報