※診察はプライバシーに配慮した個室で行います
【恐怖解消】「お尻に注射」なんて気絶するほど痛い?ジオン注射が「実は痛くない」医学的な理由

「痔を注射で治す(ジオン注射)」と聞いたとき、真っ先に思い浮かぶのはどんな光景でしょうか?
「敏感な場所に針を刺すなんて、気絶するほど痛いんじゃないか…!?」
おそらく、多くの方がこのように想像して身震いしてしまうのではないでしょうか。
腕にする予防接種ですらチクッとするのに、あんなデリケートな場所に注射をするなんて、正気の沙汰ではない……そう思うのも無理はありません。
しかし、結論から申し上げます。
ジオン注射そのものの痛みは、ほとんどありません。
「またまた、お医者さん特有の『すぐ終わりますから』という気休めでしょ?」と疑っているあなたへ。
今回は、川崎駅前大腸と胃の消化器内視鏡・肛門外科クリニック(通称:カワナイ)が、「なぜお尻に注射しても痛くないのか」という人体の不思議なメカニズムについて解説します。
1. 「お尻の穴」と「お尻の中」は、神経が全く違います
実はお尻(肛門)には、「ここから先は痛みを感じない」という境界線が存在します。
その境界線を「歯状線(しじょうせん)」と呼びます。
▼ 歯状線より「外側」(皮膚部分)
ここには「体性神経」が通っており、痛みに対して非常に敏感です。
切れ痔で痛みが走るのはこのためです。
▼ 歯状線より「内側」(直腸・粘膜部分)
ここには「自律神経」が通っていますが、「痛み」を感じる神経(知覚神経)がありません。
胃や腸の中で食べ物が動いても「痛い!」と感じないのと同じで、歯状線より内側の粘膜は、切っても刺しても「痛み」を感じないエリアなのです。
2. ジオン注射は「痛くないエリア」に打ちます
ジオン注射で治療する「内痔核(いぼ痔)」は、まさにこの「痛みを感じないエリア(歯状線より内側)」にできています。
つまり、私たちが注射針を刺しているのは、「つねっても刺しても痛くない場所」なのです。
そのため、患者様は注射をされている最中、「針が刺さった」という感覚すらほとんどありません。
(※ただし、薬液が注入されることによる「なんとなく重苦しい感じ(鈍痛)」や「押される感じ」を感じることはあります。)
3. 「じゃあ、完全に麻酔なしでやるの?」
「注射自体が痛くないなら、麻酔なしでそのまま針を刺すの?」と不安になるかもしれません。
答えはNOです。痛みへの配慮は徹底しています。
いくら奥が痛くないといっても、そこまで器具(肛門鏡)を入れる際には、入り口(敏感な皮膚部分)を通る必要があります。
そのため、当院では以下の対策を行っています。
- 局所麻酔(または仙骨硬膜外麻酔):
お尻の周りの筋肉をリラックスさせ、器具が入る時の違和感をなくします。 - 静脈麻酔(鎮静剤):
ご希望により、ウトウトと眠っているような状態で手術を受けていただけます。
「注射の針が刺さる痛み」がない上に、さらに麻酔でリラックスしていただくため、「気づいたら終わっていた」「歯医者の麻酔の方がよっぽど痛かった」とおっしゃる患者様がほとんどです。
まとめ:恐怖心で治療を諦めないでください
「お尻に注射」という言葉の響きは確かに怖いですが、実際は「痛みを感じない場所に、痛みを感じないようにアプローチする」非常に理にかなった治療法です。
「痛いのが怖くて何年も我慢している」という方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
拍子抜けするほどあっさりと、長年の悩みが解決するかもしれません。
当院では、月間100件を超える手術を行っており、肛門科受診の患者様も増えております。
より皆様に肛門疾患のこと、肛門科のこと、肛門手術のことを知っていただきたいと考え、肛門科専門ページもあります。
肛門科専門ページ → https://www.kawasaki-naishikyo.com/proctologysite/
是非、ご覧いただければと思います。
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川崎駅からすぐのため、現在、蒲田、武蔵小杉、幸区、中原区、川崎区、横浜方面からも多数患者様がいらっしゃっております。
診察を御希望の方は是非ご検討ください。
痛みが強い場合、緊急処置も行っております。ご相談ください。
セカンドオピニオンも受け付けておりますので、今行っている治療でなかなか良くならない場合はお気軽にご相談ください。